飢餓状態に来られたらしょうがない。

朝 焼きおにぎり、アンパンマンポテト、ヨーグルト、りんご

昼 コンビニでそばと巻き寿司とマヨコーンパン、あとカゴメグリーンスムージー。美味しい。

夜 クリームシチューの予定

 

それは昨年末、平日の昼下がり。

いつものように在宅で仕事をしながら、正直少しだらけていた。差し迫った期限がある仕事は特になく、プロジェクトに動きはなく、全部似たようないわゆるルーティンワーク、やろうと思えば勉強とかやれることはたくさんあるけど、正直ちょっと飽きていた。この在宅勤務という働き方に。

コロナ禍だから仕方ないし、少しでも電車に乗る人が少ない方がいいこともわかっている。移動時間を節約できるぶん仕事の時間に充てることができるから、未就学児が2人いてもなんとかフルタイム勤務を維持できている。メリットは十分にある。

だけど、スーパーと公園くらいしか行かない生活はやはり刺激がないもので、都心の職場の近くでご飯食べたり、ビルを見上げたり、わずかな時間でもウィンドウショッピングしたりしたいし、何よりたわいもない会話がしたい。

そんな、ちょっと何かに飢えている状態だった。

 

玄関のチャイムが鳴って、あれ、なんか宅配頼んだっけ、旦那のかな、と思いながらドアを開けた。そこに立っていたのは宅配でも、宗教の勧誘でもなくて、イケメンだった。

 

マスクしてるけど、キレイな二重でちょっとシュッとした感じの目、顔は塩顔系、長身、細身、紺のスーツの清潔感のある身なり、なにこのイケメン、会社は基本おじさんばかりだしイケメンなんてほぼ出会わない、なに、どうしたの?なんて思ってると、彼は、

 

「R1ヨーグルトはご存知ですか?」と慣れた様子でパンフレットを出した。そう、彼は明治乳業の社員!

 

「健康維持のためにR1ヨーグルトをお勧めしています」「あっ、今直接お声がけさせていただいた方限定で初月割引で対応させていただいております」「3ヶ月継続が条件です」「宅配の分は工場直送でお届けできるので、市販に比べてクリーミーで美味しいと好評です」「パンフレットはすみませんお渡しできないんです。今決めていただけたら割り引きできます」

 

「僕〇〇(とある都道府県名)という名前ですが、九州出身なんです」 

 

今なんと?

 

「〇〇県(私出身県のお隣り)出身です」

 

 

定期購入してしまいました。そこかい。

イケメンで隣県出身と言われたら、ねえ。この大人との会話に飢えているわたしが、ほぼ同郷のイケメンに会ったら、ねえ。(イケメン何回言うんや)

 

正直お守り程度だとは思っているけど、このご時世少しでも身体にいいものは取り入れて、なんとか暖かくなるまで、コロナ感染者の数が減るまで過ごしていきたいものです。

にしても、イケメン(と言ってもほぼ顔覚えてないけど)またお目にかかりたい。何かしたいわけでもなく、ただ鑑賞したい。推しが欲しい!と強く願う冬なのでした。